季節のおすすめスキンケア vol.23
マスクの下の肌トラブルを防ぐ
春のスキンケア
昨年末からのインフルエンザの流行から始まって、2月の寒さと乾燥、そして花粉の飛散と、外出する時はずっとマスクを着けているように感じます。同時に口元や頬の肌荒れ、ニキビなどの肌トラブルが気になっている方も多いのでは?花粉の飛散が落ち着くゴールデンウイーク頃までマスクを着ける機会が多いこの季節、今回はマスクと肌トラブルについて取り上げてみます。

マスクが原因?花粉の季節の肌トラブル
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マスクと肌トラブルについてお話する前に、肌の重要な働き「バリア機能」についておさらいしておきましょう。
私たちの肌の表面はうるおいの膜「皮脂膜」で覆われています。また、肌の一番外側にある「角質層」の細胞は、「細胞間脂質」といううるおい成分で満たされています。健康な肌は皮脂膜と細胞間脂質の働きで、水分と油分がバランス良く保たれた状態になっており、肌内部からの水分の蒸発を防ぎ、外部からの異物の侵入や刺激から守っています。これが「バリア機能」です。
冬から春先は乾燥や寒暖差によってバリア機能が低下しやすい時季でもあります。加えてマスクを着けた肌はバリア機能が低下しやすい環境になっているのです。
マスクを着けているときの口元は高温多湿。肌表面の角質層はふやけた状態になっています。ふやけた肌は軟らかく敏感でバリア機能が低下した状態になっています。さらにマスクを外すと中の湿気が一気に蒸発し、肌の水分も同時に奪われ、マスクをする前より乾燥した状態になってしまいます。肌の水分が奪われるとバリア機能はさらに低下、花粉やほこりなどの外部の刺激を受けやすくなります。会話をしたりマスクを取り外したりする際のマスクの摩擦でも肌はダメージを受け、肌荒れの原因になってしまいます。

ニキビ、シミ、くすみもマスクが影響?
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マスクを着けた高温多湿の状態では、汗や皮脂が過剰に分泌されニキビの原因になるアクネ菌などの雑菌が繁殖しやすくなります。バリア機能が低下して肌が荒れているとニキビが悪化することもあり注意が必要です。
もうひとつ気になるのがマスクの摩擦による色素沈着です。乾燥してバリア機能が低下した肌は、肌の生まれ変わり=ターンオーバーのサイクルも乱れがち。ターンオーバーが乱れるとメラニンの排出がうまくできなくなるため、シミやくすみの原因になってしまいます。

やさしく洗顔、しっかり保湿でバリア機能を整える
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マスクによる乾燥や肌トラブルを防ぐには、肌のバリア機能を整えることが大切です。「マスクで顔が隠れるから」「しっとり感じるから」とスキンケアを怠らず、正しく洗顔・保湿をしてあげましょう。
外から帰ってマスクを外したら、すぐに洗顔して顔についた花粉やマスクの中の雑菌、余分な皮脂を洗い流します。洗顔料をしっかり泡立て、たっぷりの泡を肌の上でころがすように洗い、体温よりも少し低いぬるま水で、すすぎ残しがないように十分にすすぎます。
次に化粧水と乳液でしっかり保湿してあげます。細胞間脂質の成分「セラミド」が配合されているものや、肌荒れが気になるときは「敏感肌用」「肌荒れ防止成分配合」などと記載されているものがおすすめです。
仕上げに使ってほしいのが美容オイル。皮脂膜の代わりとなって肌にうるおいを閉じ込めてくれます。バオバブ美容オイル1、2滴を手のひらに広げ、体温で温めてから手のひらで顔を包み込むようにハンドプレスしながらなじませます。

水分と油分のバランスを整えて化粧水や乳液で補ったうるおいを逃さず、バリア機能を正常に保ちます。バオバブ美容オイルは低刺激設計*、肌荒れが気になる方にも余計な刺激を与えず、肌に負担をかけずにケアできます。

マスクはウイルスや花粉やほこりなどから身体を守る必須アイテム。でも肌トラブルの原因になるのは避けたいですね。春は気温や湿度の変化が大きく、肌もゆらぎやすい時季です。正しい洗顔と保湿で肌をやさしくいたわって季節の変化を快適に過ごしましょう。

日本化粧品検定1級
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